東京都現代美術館で『MOTアニュアル2024 こうふくのしま』が12月14日から開催。1980年代生まれの4作家の作品を通じて、日本の「開かれた地形」をテーマにした展覧会です。
要約すると東京都現代美術館は、2024年12月14日から『MOTアニュアル2024 こうふくのしま』を開催します。
この展覧会は、東京都現代美術館独自の視点から日本の若手作家の作品を紹介するグループ展であり、今回で20回目を迎えます。
テーマは「こうふくのしま」で、特に1980年代生まれの4人の作家に焦点を当てています。
彼らは、海に囲まれた「閉じられた地形」としての日本を、海底で他の大陸や島々とつながる「開かれた地形」として再定義し、失われた30年の中で自身の足元を起点に多義性や重層性と向き合っています。
出品作家には、清水裕貴、川田知志、臼井良平、庄司朝美の4人が名を連ねており、それぞれが独自の視点で作品を展開しています。
清水は大連と東京湾岸を舞台にした物語を写真とテキストで構成したインスタレーションを、川田は戦後の日本社会を反映した50mの壁画を、臼井は日常の些細な状況を再現したインスタレーションを通じて新たな視点を提供し、庄司は描くことと見ることの身体性を意識させる絵画を展示します。
これらの作品は、観る者に多様な感情をもたらし、アーティストトークや手話通訳付きのプログラムも予定されています。
興味のある方は、詳細を同館のウェブサイトで確認できます。
また、同時に企画展『坂本龍一｜音を視る 時を聴く』やコレクション展『MOTコレクション』も開催されます。
会期は2024年12月14日から2025年3月30日まで、会場は東京都現代美術館の企画展示室3Fです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d114da743b57ec5f901d479529b8f76676f8cd8c