フジ・メディア・ホールディングスが30日に取締役会を開催し、経営刷新や信頼回復に向けた体制整備を議論。日枝相談役の説明責任も焦点に。
遠藤副会長は、信頼回復が最優先事項であり、社内外の取締役ともその見解が一致していると述べました。
この取締役会では、親会社の社外取締役7人が求める経営刷新委員会の設置や、迅速な調査・提言が可能な体制の構築について話し合われる見込みです。
日枝取締役相談役も出席することが期待されており、遠藤副会長は日枝相談役の説明責任についての議論が行われる可能性が高いと指摘しました。
さらに、企業のCM取りやめが続いている現状についても言及し、経済的損失が大きいことを認めつつも、信頼回復を最優先に考えた取り組みを進める意向を示しました。
新たな経営陣については、第三者委員会の調査結果を受けて外部からの登用も視野に入れ、様々な選択肢を検討する考えを示しています。
これにより、フジは経営の透明性を高め、信頼回復を目指す姿勢を強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c9a082d0bc7c238429748c4b2d40bf39d56d7759
フジ・メディアの取締役会での経営刷新に関する議論に対し、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
特に、高齢の経営陣が権力を持ち続けることに対する懸念が表明されていました。
多くの人々が、経営者は後進に道を譲るべきであり、次世代に背中を見せることが重要だと述べていました。
また、信頼回復が最優先とされる一方で、そのためには何が原因で信頼が失われたのかを冷静に分析し、具体的な対策を講じることが必要だとの意見もありました。
特に、日枝相談役の辞任を求める声が多く、彼の影響力が企業の改革を妨げているとの指摘がありました。
経営陣が迅速に具体的な対応を示さなければ、さらなるダメージが広がるとの懸念もありました。
フジテレビの企業風土やガバナンスの改善が求められ、透明性のある行動が期待されている状況でした。
さらに、スポンサーや株主との信頼関係を築くためには、経営陣の姿勢が重要であるとの意見も多く見られました。
結局、企業の再生には根っこの部分からの改革が必要であり、形だけの対応では信頼回復には繋がらないとの見解が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
このような高齢者が企業において社長を凌ぐ権力を持っていることに暗澹たる思いを持ってしまう。
信頼回復が最優先は理解できるけど、まずは「なぜ信頼されなくなったのか」を冷静に確認することが大事だと思う。
結局体裁だけ気にしていて、根本的な対策を示してから綺麗にして退くのが筋だろう。
フジテレビにCMを出すことは各企業にとってマストではないから、戻すのは時間が掛かりそうな印象だ。
結局、経営陣が早急に具体的な対応を示さないままでは、さらにダメージは広がるばかりだ。