大学ミスコンがSNSへ移行し、候補者はファンとの交流を深める一方で、トラブルや過度な期待に悩まされている。
従来、ミスコンは学園祭の華やかなイベントとして位置づけられていたが、近年はネット投票の導入やSNSの普及により、候補者たちは自らの魅力をSNSを通じて発信し、支持を集めることが求められている。
候補者は、公式SNSでの投稿や動画配信を利用し、ファンとの距離を縮める努力をしている。
特に、コロナ禍以降は観客を入れたイベントが難しくなり、ネット投票が主流となったことで、学外からの支持も得やすくなった。
しかし、これにはリスクも伴う。
SNS上では「ミスコンおじさん」と呼ばれる熱心なファンが現れ、時にはトラブルに発展することもある。
候補者たちは、リプライやコメントを通じてファンとの交流を図る一方で、過度な期待やプレッシャーにさらされることもあり、精神的負担が増している。
こうした状況は、彼女たちを「期間限定アイドル」として位置づけ、商業化の波に飲まれる危険性も孕んでいる。
ミスコン候補者のSNSには、応援のメッセージや投票完了の報告が溢れ、ファンの熱意が感じられる一方で、体調を気遣う声や過剰な期待が交錯している。
これらの要素が、現代の大学ミスコンの新たな形を作り出しているのだ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/da8e2577f54183dc4fb80108fd0c06fb768bafaa
大学ミスコンに関するコメントでは、SNSの普及によってコンテストの性質が変わり、外部の運営会社が関与することで、学生の純粋な参加意欲が損なわれているという意見が多く見受けられました。
特に、外部のスポンサーや広告代理店の影響が強くなり、ミスコンが単なるビジネスイベントになってしまったことを残念に思う声がありました。
また、真に美しい女性はミスコンに参加しないという意見や、内面の美しさが評価されない現状についても批判がありました。
投票方法に関しても、ネット投票ではなく、来場者のみが投票できるようにするべきだという提案がありました。
さらに、ミスコンに参加する女性たちが外部の利得を求めている側面が強いとする意見や、過去のミスコンが抱えていた問題が再浮上していることも指摘されました。
特に、ミスコンが女性差別につながるのではないかという懸念や、SNSによる影響で理想の人と現実の区別がつかなくなっているという考察もありました。
時代の変化に伴い、ミスコンの在り方を見直す必要があるとの意見が多く、従来の学内イベントとしての意義を再確認することが求められていました。
全体として、大学ミスコンが抱える課題やリスクについての関心が高まり、今後の方向性について真剣に考えるべきだという意見が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
この手のミスコンは、大学内で投票する文化祭感は無くなって、外部の運営会社が女子大生を利用している。
ミスコンに出る女性も、外のいかがわしい部分の利が欲しいから出ている側面が強い。
課金アプリで競わせたり、毎日投票させるのはやめた方が良い。
ミスコンが女性差別だと言う指摘は、いったいどこへ消えたんだろう?
日本はまだミスコンなんてやってるの?信じられない時代に突入。