イーロン・マスク氏が米大統領選2024に向け、ペンシルヴェニア州の有権者に毎日100万ドルを贈ると発表。しかし、その合法性には疑問が寄せられている。
この取り組みは、マスク氏が設立した政治活動委員会「アメリカPAC」が掲げる憲法支持の請願書に署名した人の中から無作為に選ばれた当選者に対して行われます。
最初の小切手は19日夜の対話集会で参加者に贈られ、驚きの反応が見られました。
しかし、この金銭提供の合法性について疑問の声が上がっています。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の法科大学院教授リック・ハセン氏は、この行為が「明らかに違法」であると指摘し、連邦法に基づき有権者登録や投票に対する金銭の支払いが禁止されていることを強調しています。
マスク氏は署名を求めているものの、実際には激戦州の登録有権者のみが対象であり、これが違法性を高めているとされています。
また、マスク氏は以前に、署名を集めた人に1人につき47ドル(約7000円)を支払う方策を発表しており、これも批判を受けています。
トランプ候補の支持者として知られるマスク氏は、「アメリカPAC」に7500万ドル(約112億円)を寄付しており、同団体はトランプ候補の選挙運動を支援する中心的な役割を果たしています。
ペンシルヴェニア州知事のジョシュ・シャピロ氏は、マスク氏の方策を「深く懸念させる」ものだとし、取り締まり当局による調査を求めています。
マスク氏は、憲法修正条項第1条と第2条を支持する請願書に署名することで、政治家たちに重要なメッセージを送る意図があると述べています。
2024年の大統領選では、ペンシルヴェニア州を含む激戦州の動向が結果を大きく左右する可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/79acd21a84bf4007d0c8ac3f67ca189ef0dc30f5
イーロン・マスク氏がペンシルヴェニア州で行った金銭提供の合法性について、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、アメリカ市民が特権階級に舐められているとの意見があり、彼らが金銭によって簡単に釣られるのか、注目したいという声がありました。
また、政治とカネの問題が深刻化する可能性が指摘され、有権者にお金を配ること自体が問題視されていました。
さらに、マスク氏の行動が買収行為に見えるとの意見もあり、彼が支援した候補者が大統領になった場合の影響を懸念する声もありました。
コメントの中には、日本の選挙に関する意見もあり、日本人がアメリカの選挙に口を出す資格はないとの意見がありました。
全体として、金権政治や民主主義の冒涜といったテーマが浮かび上がり、マスク氏の行動に対する賛否が分かれていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本でもばら撒きが批判されていますが、庶民は札束でビンタしたら簡単に靡くと思っている特権階級の典型だと思います。
政治とカネ問題に発展する。
有権者にお金を配る自体NG。
どっからどうみても、買収でしょう。
そういうことをする経営者なんですね。
アメリカの大統領選に日本人がどうこう言う資格はないだろ。
こんなあからさまな金権政治をトランプ氏は承認しているのですかね?