三重県伊賀市が18歳成人式を中止し、20歳の集いに変更。新市長は市民の意見を重視し、地域の課題にも取り組む姿勢を示しています。
新市長に就任した稲森稔尚市長は、来年5月に予定されていた18歳成人式を中止し、令和8年度から「20歳の集い」を開催する方針を示しました。
市長は、市民の厳しい評価を受け止め、特に若い世代の意見を重視する姿勢を強調しています。
前の市長が成人式を18歳で行うように決定した際、多くの反対意見が寄せられ、約8000人分の署名や議会での請願が可決されるなど、地域社会の声が無視されていたことに対する反省が見られます。
稲森市長は、成人式の準備を進めていた市民への配慮も考慮し、振袖のレンタル予約についても適切な対応を進める意向を示しています。
成人式に関しては、特に20歳での開催を望む声が多く、参加者の着物のキャンセル料についても市が補償することを検討中です。
市長は、地域の高齢化や人口減少という課題に対しても取り組む意向を示し、保育所の民営化見直しや若者のUターン・Iターンを促進する施策を進める計画です。
新たな成人式の形を模索する中で、市民との対話を重視し、地域の期待に応えるための施策を展開していく姿勢が伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/57233bd91036ca427d0850ddedc89813cfbe1c45
伊賀市が18歳成人式を中止し、20歳の集いに変更したことに対して、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、成人式の必要性について疑問を呈する声があり、特に成人式が慣例として行われているものの、自治体に開催の義務はないとの見解が示されていました。
中には、成人式を開催すること自体が時代遅れであると感じている人もおり、モラトリアム的な側面を批判する意見もありました。
また、税金の使い方についての懸念も多く、キャンセル料を税金で補填することに対する反発が強く見られました。
具体的には、成人式にかかる費用やキャンセル料を税金で賄うことに対して、「無駄金使わないでほしい」といった意見があり、行政の責任を問う声もありました。
さらに、成人式を廃止すべきだとの意見もあり、今後の成人式の在り方について考え直す必要があるとの意見が多く見られました。
このように、成人式に対する考え方は多様であり、今後の対応が注目される結果となっています。
ネットコメントを一部抜粋
キャンセルが出た分は、18歳成人式しちゃったけど忙しくて出席できなかった今年20歳の人に写真だけでももう一度どうですか?ってキャンペーン打ってビジネスチャンスにしよう
これって慣例としてどこの自治体もやるけど、別に成人式を開催する義務は自治体にはないんだよね。
行政が振り回してるんだから、そんなもん行政で対応しろって話。
税金で着物のキャンセル料補填とか、たまったもんじゃないね
成人式は廃止でお願いします