パキスタンの首都で、元首相の釈放を求める大規模デモが発生し、治安当局と衝突。1000人以上が逮捕され、カーン元首相の妻がデモを先導しています。
要約するとパキスタンの首都イスラマバードで、元首相イムラン・カーンの釈放を求める大規模なデモが発生し、治安当局との衝突が起きました。
このデモは、カーン元首相を支持する政党「パキスタン正義運動(PTI)」の支持者によって主導され、治安部隊は道路を封鎖し、デモ参加者に対して強制排除を行いました。
その結果、1000人以上の逮捕者が出ました。
カーン元首相は、2018年から2022年まで首相を務め、債務削減や貧困対策に取り組んでいましたが、軍部との対立から不信任決議を受けて失職し、その後、汚職などの罪で収監されました。
彼は自身の逮捕を政治弾圧と主張し、獄中から支持者に呼びかけを行っていました。
最近、裁判所がカーン氏の保釈を決定したものの、警察は別の容疑で再び彼を逮捕したため、抗議活動が激化しました。
デモの先導役の一人であるカーン氏の妻、ビビ氏は、彼の呼びかけで国民が集まり、デモを続ける意向を示しました。
PTIはデモの中止を発表しましたが、カーン氏は依然として釈放されていません。
この事態は、パキスタン国内の政治情勢に大きな影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fb71054d0c18f6955b1ba52154ee26af5e845efc