ドクターマーチンが新CEOにイジェ・ンワーコリーを任命、24年上半期は赤字転落の厳しい決算を発表。
要約すると英シューズブランドのドクターマーチン(DR.MARTENS)は、次期CEOにイジェ・ンワーコリー(Ije Nwokorie)を任命し、彼は2024年1月6日から正式に就任することが発表された。
現CEOのケニー・ウィルソン(Kenny Wilson)は同日付で退任し、取締役会からも離れるが、3月31日までの引き継ぎ期間が設けられている。
ウィルソンは2018年7月にCEOに就任し、以前はクレアーズやキャス キッドソンなどの要職を歴任してきた。
彼は「次へとバトンを渡すべき時期が来た」と述べ、イジェが後任であることを喜んでいる。
ドクターマーチンは1960年に創業し、シンプルなデザインと耐久性の高さで人気を博し、ザ・フーのピート・タウンゼントなどが愛用したことでカルチャーアイコンとなった。
2014年には英投資会社ペルミラに3億ポンドで買収され、2021年にロンドン証券取引所に上場した。
しかし、2024年4~9月期の決算では、売上高が前年同期比で18.0%減少し、3億2460万ポンド(約619億円)となった。
また、調整後EBITは前年同期の3970万ポンドの黒字から430万ポンドの赤字に転落し、税引前純損益も2580万ポンドの黒字から2870万ポンドの赤字に転じた。
この赤字には、経費削減策に伴う特別損失が含まれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/48da494d3db65a2c338eb67e3ac94768d0705b75