福岡-釜山フォーラムが開催され、日韓国交60周年に向けた安定的な関係構築を提言。大学生も参加し、地域交流の重要性が強調されました。
要約すると福岡市と韓国・釜山市の産学界リーダーが集まった「福岡-釜山フォーラム」の第17回会合が、釜山市で19日に開催されました。
このフォーラムは、来年の日韓国交正常化60周年を前に、「より安定的かつ持続可能な両国関係の構築」をテーマに議論が行われました。
初めて大学生も提言に参加し、新たなアイデアが披露されました。
フォーラムは2006年に設立され、毎年交互に開催されています。
この日の基調講演では、日中韓三国協力事務局の李熙燮事務局長が地域間交流の重要性について話し、参加者は経済や人的交流の実践例を共有しました。
議長の総括では、国交正常化60周年を念頭に、両国政府が検討中の「プレクリアランス」制度の導入に賛同し、福岡空港からの開始を要望しました。
また、両首脳のシャトル外交の場として福岡・釜山を選ぶよう求め、女性起業家の交流会の開催も提案されました。
さらに、九州大学と福岡大学の学生が釜山市を訪れた際の交流や、音楽イベントを絡めた旅行商品案の発表も行われました。
60周年行事としては、「ジャーナリスト会議」「大学総長・学長会議」「商談会」の開催が提案され、次回の会合は2025年秋に福岡市で行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a8d812a59b9c4239dc563ccc062551f13b1f128