一関高専でTDCソフトがUXデザイン教育を実施し、地域課題解決を目指す取り組みが始まりました。学生は実践を通じてUXデザインの手法を学び、地域に貢献する人材を育成します。
要約すると2024年11月21日、一関工業高等専門学校(通称:一関高専)で、TDCソフトが開発したUXデザインスターターキットを用いた授業が始まりました。
この授業は、同校の専攻科コースの専門科目「シビックテック特論」において実施されており、地域社会の課題解決に向けたソリューションを開発することを目的としています。
学生たちは、UXデザインの手法を学びながら地域の問題を発見し、解決策を提案するための実践的なアプローチを取ります。
また、アーバンデータチャレンジへのエントリーを目指すことも大きな目標となっています。
TDCソフトのCX&UXデザイン推進部は、「すべての人にとってデザインを次の当たり前に」というミッションを掲げ、デザインを誰もが身近に感じられるものとするための取り組みを行っています。
これまでにも小学生から大学生まで、幅広い年齢層の学生にUXデザイン教育を提供してきました。
授業では、学生たちは地域住民へのインタビュー調査を行い、データを分析して地域課題の根本原因を明らかにし、UXデザインの観点から具体的なサービスやプロダクトを考案します。
一関高専の専攻科長である千田栄幸教授は、この取り組みが学生にとって貴重な学びの機会であり、特にペルソナ設定やユーザーインタビューを通じて潜在的なニーズを把握する手法を学べたことが大きな成果であると述べています。
今後もTDCソフトとの連携を続け、地域社会に貢献できる人材を育成することに力を入れていく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c81d766bda0c0655aa227d4f6d289befd9dd53dc