日産と赤ちゃん本舗が開発した子守り支援ロボット「イルヨ」が、運転中の乳児の様子を見守り、置き去り事故を防ぐ機能を持つことを紹介しています。
要約すると日産自動車と赤ちゃん本舗が共同開発した子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPETイルヨ」は、運転中に乳児の様子を見守るためのコンセプトモデルです。
このロボットは、運転席横のドリンクホルダーに設置する小型の「ベビー イルヨ」と、後部座席に設置される大型の「イルヨ」の2体で構成されています。
運転中、後部座席の乳児がぐずったりする場合、ドライバーはすぐに確認することができず、悩むことが多いですが、イルヨはその悩みを解決するために開発されました。
具体的には、ドライバーが発する特定の4つのワードに反応し、ベビー イルヨが音声認識を行い、後部座席のイルヨが乳児をあやす動作をします。
また、イルヨの目には表情認識カメラが搭載されており、乳児の目の開閉を感知することで、運転席側のベビー イルヨの目も連動して動作し、乳児が寝ているか起きているかをドライバーに伝えます。
このロボットのデザインは、赤ちゃんやその親、特に母親に愛されるように可愛らしく仕上げられており、ぬいぐるみ作家の協力を得て実現しました。
日産は、2024年10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」で、このロボットの置き去り事故防止機能「マダイルヨ」を訴求しています。
この新しい技術は、子育て世代の運転中の悩みを軽減し、より安全で快適な移動を提供することを目的としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4b0d18325a4f80530ac010ed3479d774c6a5a4d