デジタルストリームが、初の真空管フォノイコライザー「TB-100」を242万円で2025年1月7日に発売する。光カートリッジ専用で、真空管を4本搭載し、高い音質を実現。
要約するとデジタルストリームが展開するDS AUDIOブランドから、初の真空管フォノイコライザー「TB-100」が2025年1月7日に発売されることが発表された。
価格は242万円（税込）で、今年のミュンヘン・ハイエンドで初めてお披露目されたモデルである。
TB-100は、光カートリッジ専用のフォノイコライザーとして設計されており、特に厳選されたクアッドマッチドECC82（12AU7）真空管を4本搭載している。
各チャンネルには、内側に電圧増幅用、外側に出力バッファー用の真空管が配置されており、シンプルかつ効率的な増幅段を形成している。
さらに、同社の専用ツールを用いて真空管の動作状態のばらつきを1%以内に抑える設計が施されており、これにより左右チャンネルの位相を正確に揃え、10Hzから70kHzにわたる広帯域で-1dB以内のフラットな周波数特性を実現している。
TB-100は左右対称のツインモノアンプ構造を採用し、完全に独立したグラウンドと電源トランスを搭載することで、左右チャンネルの相互干渉を排除している。
加えて、LED電源およびフォトダイオードの負バイアス電圧専用の低ノイズ定電圧電源も搭載されており、カートリッジに供給される電圧の安定性を高めている。
入力・出力端子にはRCAを採用し、出力インピーダンスは約700Ω、定格出力は500mV（1kHz）である。
サイズは440W×150H×482Dmm（端子含む）、質量は18.7kgとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a4e5909b1549929284df918813ac7033bcff3d93