クルーズがITアウトソーシング事業をメインに据え、急成長するファッションEC「Ada.」も好調。2025年には高成長企業へと生まれ変わる計画。
要約するとクルーズは2024年4-9月期の決算説明会で、事業転換を行い「ITアウトソーシング事業」をメインに据える方針を発表しました。
小渕宏二社長は、2025年3月期には連結売上高の減少が底を打ち、高成長企業に生まれ変わると述べています。
これまでの主力事業であるファッションECモール「SHOPLIST」は、2021年3月期をピークに減収が続いており、新規事業のファッションセレクトEC「Ada.」が急成長を遂げているものの、全体的な成長には限界が見えていました。
そこで、クルーズは複数の重点戦略を見直し、ITアウトソーシング事業に焦点を当てることに決めました。
この事業は、IT人材の不足を解決するためのシステムエンジニアリングサービス(SES)を提供しており、急成長を遂げています。
2024年4-9月期の連結業績では、売上高が前年同期比0.9%増の70億1100万円を記録しましたが、営業損益は8億5400万円の営業損失となりました。
しかし、ITアウトソーシング事業の売上高は同54.0%増の10億6300万円に達し、単月では黒字化しています。
クルーズはこの事業を2028年3月期には130億円にまで拡大する計画を立てており、低PBRや株価の低迷を克服し、高成長企業へと生まれ変わることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/abb5207f683e94293fd5cc81ac562a4651bfd7df