ドジャースの後払い契約が話題に。大谷選手やボニー・ボニーヤ氏の契約形態が賛否を呼び、球団間の格差を懸念する声も。
この契約形態は、特にボビー・ボニーヤ氏の契約に似ていることから「悪名高き契約」とも呼ばれ、賛否が分かれている。
ドジャースは今オフ、FAとなったブレイク・スネル投手と5年総額1億8200万ドル（約272億円）、トミー・エドマン外野手とは5年7400万ドル（約111億円）で契約を結んだが、スネルは6200万ドル（約93億円）、エドマンは2500万ドル（約37億円）が後払いとなっている。
さらに、大谷翔平選手やムーキー・ベッツ選手、フレディ・フリーマン選手なども後払い契約を結んでおり、特に大谷選手は10年総額7億ドル（約1047億円）という巨額の契約を結んだ。
その内、200万ドル（約3億円）が2024年から2033年の間に支払われ、残りの97％は2034年から2043年にかけて支払われる予定だ。
メリーフィールド選手はポッドキャストに出演し、ドジャースの手法について「ルールをうまく活用している」と評価し、他球団もこの手法を検討する可能性があると述べた。
しかし、ファンの間では「不公平」との声や、契約が球団間の格差を広げるとの意見も多く寄せられている。
特に、ボニー・ボニーヤ氏の72歳まで続く年俸1.8億円の後払い契約は、過去の契約とは異なる影響を持っていると指摘されている。
後払い契約は、球団が一定の年俸を超えると発生する「ぜいたく税」を回避するために利用されており、今後もこの契約形態が球界に与える影響は注目されるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ce8d156b70fec2e7dafcac887fc14a064053ce11
ドジャースの後払い契約に関するコメントは、選手やチームへの影響を中心に多様な意見が交わされていました。
特に、後払い契約が選手にとって経済的な安定をもたらす一方で、球団の経営リスクや不安要素を引き起こす可能性がある点が強調されていました。
また、資本主義の中での不公平感や、金持ちと貧乏人の格差についても議論されており、後払い契約がその一因となるのではないかとの意見もありました。
さらに、選手が引退後に金銭的に困窮するケースが多いことから、後払い契約が年金のような役割を果たすとの見解も示されていました。
ドジャースの契約手法は他のチームには真似できない特異なものであり、特に大谷選手のような特別な選手に対する契約が、将来的にどのような影響を及ぼすかについても懸念が表明されていました。
最終的には、球団の経営状態や選手の未来に対する不安が、後払い契約に対する意見の根底にあることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
この件に問題があるとすれば、戦力均衡のためのぜいたく税が無力化する補強のやり方が本格的に導入されてきたことだと思います。
そもそもアメリカはインフレしまくってるから、毎年1億8000万円支払うと言っても、徐々にその価値は落ちていく。
金を使い切れないくらい持っている人は、その使いきれない金を運用すれば、将来安泰だし、更に金が増える。
後払い批判があるみたいだけど、大谷選手の場合は数年で元がとれることがすでにハッキリしてる以上、文句の言いようがないでしょ。
ドジャースは大谷翔平効果で引く手あまたの日本企業スポンサ－が列に並んでいて他選手の年俸まで賄っているから出来る所業。