1955年型メルセデス・ベンツ300SLガルウイングがオークションに出品され、落札額は約2億円に達する見込みです。
要約すると2024年11月にミュンヘンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1955年型のメルセデス・ベンツ 300SL「ガルウイング」が出品されることが発表されました。
このモデルは、レーシングカーから派生したスーパーカーとして知られています。
メルセデス・ベンツは、第二次世界大戦後にF1グランプリへの復帰を目指し、1954年にシルバーアローを再びグリッドに立たせることに成功しましたが、その前にスポーツカーレースでの活躍を通じてブランドの復活を図りました。
1952年にはW194がデビューし、数々のレースで勝利を収め、その成功を受けて北米市場向けに生産されたのが300SLガルウイングです。
この車両は2996ccの直列6気筒エンジンを搭載し、215psを発揮、最高速度は263km/hに達します。
1954年から1957年にかけて生産され、今回出品される個体は1955年に完成したもので、特注のレッドレザー内装やオプション装備が施されています。
オリジナルの状態を保ちながら、歴史的な価値を持つこのスーパーカーは、141万1250ユーロ(約2億2862万円)で落札される見込みです。
次のオーナーは、この魅力的なバックストーリーを持つ車両を使い、ヒストリックカーのツアーやラリーに参加することで、さらなる歴史を刻むことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ecc0cef626fe6b6ccf76c5aa594b4cce07f662db