埼玉県での新病院計画が突然中止され、住民からは失望の声が上がっています。建設費の高騰が理由で、地域医療の強化が期待されていただけに影響は大きいです。
この計画は、順天堂大学が主体となり、800床を備える大規模な総合病院を建設するもので、埼玉スタジアム近くの約7.7ヘクタールの公有地に設置される予定だった。
計画は2015年に始まり、当初は2021年の開院を目指していたが、コロナ禍の影響や建設費の高騰により、事業費は834億円から2186億円にまで膨れ上がり、実現が困難となった。
住民は「近くに病院ができるのを楽しみにしていた」と語り、医療施設の不足が長年問題視されている埼玉県において、この計画が中止されたことは大きな打撃となった。
また、埼玉県議からは、中止に関する事前の相談がなかったことに対する不満も表明されている。
計画が白紙になった土地には、今後別の施設が期待される声も上がっているが、現時点での利用計画は未定である。
住民たちは新たな施設の誘致を望んでおり、コストコや業務スーパーなどの商業施設が来ることを期待する意見も聞かれた。
地域の医療体制を強化するはずだったこの計画の中止は、住民にとって大きな希望の喪失となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b128fe7f4c1b795744bb1b3899dc5826f6a6ca5b
埼玉県で計画されていた新病院の建設が中止となり、多くの住民が失望の声を上げていました。
特に、近隣住民は病院ができることを心待ちにしていたため、計画がなくなることに対する悲しみを表現していました。
一方で、病院の規模や経営の厳しさについての意見も多く寄せられ、住民の中には大病院が必ずしも地域に必要ではないとの見解を示す人もいました。
コロナウイルスの影響で病院経営が厳しくなっている中、採算が取れない大規模病院の建設は難しいとの意見があり、地域の医療ニーズに応じた計画の見直しが求められていました。
また、埼玉県内には既にある病院の充実を図る方が現実的ではないかとの意見もありました。
多くの住民が医療の重要性を認識している一方で、病院の必要性や立地条件についての疑問も浮き彫りになりました。
今回の計画中止を受けて、今後の地域医療の在り方について考える必要があるとの声もあり、住民の関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
子どもがいるので、近くに病院ができたらうれしかったですけど。
なくなっちゃうとなるとね、悲しいかなと。
特にコロナ後、病院経営が苦しくなっているとの報道が多い中では、採算度外視で病院を開設することには、無理があると思います。
埼玉県がそんなに必要だというなら、県の金で県立病院を作るべきでしょう。
この病院は埼玉県としても進めていたそうですが、埼玉県内で医師・医療機関が足りていないのは秩父、北部、利根地域であり、むしろさいたま市地域は足りていた。
医療、教育は街の発展には欠かせませんからね。