Google Chromeが12月3日にアップデートされ、4件の脆弱性を修正。特にV8スクリプトエンジンの深刻な問題が対処されましたが、悪用の報告はありません。
要約すると米Googleは12月3日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定チャネルをアップデートし、Windows/Mac環境にv131.0.6778.108/.109、Linux環境にv131.0.6778.108を展開しました。
このアップデートでは、4件の脆弱性が修正されていますが、CVE番号が明らかにされているのは1件のみで、具体的には「CVE-2024-12053」として知られるV8スクリプトエンジンにおけるType Confusionの問題です。
この脆弱性は深刻度が「High」と評価されていますが、現時点で悪用の報告はありません。
その他にも、内部監査やファジングにより発見された問題が修正されています。
デスクトップ向け「Google Chrome」は、Windows、Mac、Linuxに対応しており、公式Webサイトから無償でダウンロード可能です。
Windows版はWindows 10および11に対応しており、すでにインストールされているユーザーは自動で更新されますが、手動でのアップデートも可能です。
手動での更新は設定画面(chrome://settings/help)から行うことができ、アップデートを完全に適用するには「Google Chrome」の再起動が必要です。
このように、Googleはユーザーの安全を守るため、定期的なセキュリティアップデートを行っており、特に脆弱性に対して迅速に対応しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/40cb8c85e70404df2f7518ad50d51fc35077954b