韓国で戒厳軍が市民に謝罪し撤収、民主主義への思いが話題に。
ホ・ジェヒョン記者がフェイスブックで共有した写真には、抗議のために国会前に集まった市民に対し、戒厳軍の青年が腰を曲げて「申し訳ありません」と言いながら去っていく姿が映っている。
この青年の誠意ある行動は、見守る市民やネットユーザーの心を打ち、彼らは「軍人の言葉に胸が熱くなる」「彼らは好きで戒厳軍になったのではない」といった反応を示した。
国会事務総長の金敏基は、戒厳軍230人が尹大統領の宣言後、ヘリコプターで国会に進入したことを明らかにした。
戒厳軍は国会議事堂に進入しようとしたが、阻まれたためにガラス窓を割って乱入した。
その後、国会は非常戒厳解除要求決議案を通過させ、戒厳軍は午前1時に全員撤収した。
この出来事は、韓国の民主主義に対する市民の強い意識と戒厳軍の青年の誠意を象徴するものとして、多くの議論を呼んでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3f9cc6e8c375ef6d0cba3662472931bc8aaff42
韓国の戒厳軍が市民に謝罪し撤収したニュースに対して、ネット上には様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、兵士の行動やその背景についての評価がなされ、特に若い軍人が市民に頭を下げたことが称賛されました。
彼の行動は誠意を示しており、困難な状況下でも他者への配慮を忘れないことの重要性が強調されました。
しかし、一方でその謝罪が適切かどうかについては議論の余地があり、軍人は上官の命令に従うべきだとの意見も見受けられました。
このような意見は、軍としての統制や役割についての考え方の違いを反映しています。
また、戒厳令が権力闘争のために行使されたことに対する批判も多く、特に北朝鮮やロシアの脅威が存在しない状況での戒厳令発令は問題視されました。
このような状況は、韓国の政治体制の脆弱さや、国民の意見が反映されない権力の乱用を示唆していると考えられました。
全体として、戒厳軍の行動や戒厳令の意義についての意見は分かれましたが、民主主義や市民の権利に対する懸念が共通して表明されたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
兵士、軍人もただの人です。
なので命をかけて出兵する際には大きなモチベーションが必要なはずです。
銃を持つ兵士に食ってかかる女性の行為が動画になっていましたが、この時の兵士の方の配慮と冷静さに賞賛を送りたいと思います。
武断政治が実現しなかったことは賞賛されるべきですが、一方で今回の一件をただの民主主義の勝利として片づけてしまうことは本当に危ないことだと思います。
謝罪まではいかがなものかと思いますが、しかしこの行動は多くの市民の心を打ち、若き軍人の誠意と人間性が称賛されました。
戒厳令から1時間半後にヘリコプターや装甲車で続々と軍隊が集結するの映画すぎる。