韓国の尹錫悦大統領が戒厳令を発令し、国会での反発に直面。クーデター計画は失敗し、支持率低下に苦しむ尹氏は弾劾や内乱罪の危険にさらされている。
要約すると韓国の尹錫悦大統領は、12月3日夜に戒厳令を突然発令し、政治活動を禁止し、令状なしでの逮捕を可能にするなどの強権的措置を取った。
しかし、国会はすぐに戒厳令を無効化する決議を通し、尹氏のクーデター計画はわずか2時間半で失敗に終わった。
尹氏は、国会での野党の影響力拡大により、法案や予算の通過が難しくなり、支持率も10%台に落ち込む中で、逆ギレとも言える行動に出た。
彼は演説で、野党が国家機関を妨害し、自由民主主義を脅かしていると主張し、戒厳令の発令は国を守るためだと訴えた。
この戒厳令の発令は、1976年の朴正煕元大統領以来の重大事態であり、尹氏はその背後にある自身の不人気や政治的孤立から逃れようとしたが、結果的には弾劾や内乱罪での重刑の可能性を抱えることになった。
国民の反発も強く、ソウルでは政権退陣を求める大規模なデモが続いている。
尹氏の行動は、韓国の政治情勢をさらに混乱させる要因となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ef5d0452363c644049a53a0b7da312f8bbe83fa