無印良品と帝人フロンティアが共同でポリエステル繊維のリサイクルプロジェクトを開始。2024年秋には新商品群を展開予定。
要約すると「無印良品」を運営する良品計画と帝人フロンティアが共同で、ポリエステル繊維製品の完全循環型リサイクルプロジェクトを開始しました。
このプロジェクトの目的は、回収した繊維製品を原料として再利用し、繊維から繊維へとリサイクルを実現することです。
良品計画は、店頭で使用済み繊維製品の回収を拡大し、2024年秋からは「易リサイクル商品設計」をコンセプトにした新商品群の発売を予定しています。
具体的には、100％ポリエステルの「素材に還る フリースカーディガン」など、衣料品5アイテムと寝具を一部店舗や公式ECサイトで展開します。
一方、帝人フロンティアは、回収した繊維製品の中でリユースが難しいポリエステル製品や製造過程で発生する端切れを、独自のケミカルリサイクル技術を用いて再資源化し、リサイクルポリエステル原料を生産します。
さらに、今後は国内外の企業や地方自治体と連携し、循環型社会の実現に向けた実証実験を行う計画です。
この取り組みは、持続可能な社会の構築に寄与するものとして注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/426426285914b095436a5d8ad953efd7f564779c