日本航空とカタール航空が貨物輸送の提携を強化。新たな路線網で日本から欧州・中東・アフリカへ貨物を拡大する計画。
要約すると日本航空(JAL)とカタール航空は、2023年12月4日に航空貨物輸送に関する提携の覚書を締結しました。
この提携により、両社はそれぞれの路線網を活用し、日本および北東アジアから欧州、中東、アフリカなどの地域への貨物輸送を強化することを目指しています。
JALは、13年ぶりに自社の貨物機767-300BCFを運航開始し、貨物事業を再活性化しました。
この機体は、もともと運航していた中型旅客機767-300ERを貨物専用に改修したもので、2023年2月19日から運航を開始しています。
一方、カタール航空は2025年からドーハ-成田間に貨物機を投入する計画を立てており、成田とドーハをハブ空港として貨物事業を拡大する方針です。
また、両社は「ワンワールド」という同じ航空連合に加盟しており、2013年からはコードシェア(共同運航)を行っています。
現在、JALは羽田-ドーハ線、カタール航空はドーハ-成田、関西の路線を運航しており、両社の旅客便は合計3路線となっています。
この提携は、国際貨物輸送の効率化を図るだけでなく、両社の競争力を高めることにも寄与するでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3749e115efae0c1263aa51cd3fdc773dfcb3bcf3