BNBが史上最高値を更新し、資金ローテーションの影響で急騰。規制圧力の緩和も影響し、トレーダーが利益を求める動きが見られる。
これは、資金ローテーションが進行する中で、ビットコイン(BTC)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)と共に新たな記録を樹立したことによるものである。
トレーディングビューのデータによると、BNBは午前中に793ドルに達し、その後は上昇幅が縮小したものの、3年以上にわたってレジスタンスとなっていた700~720ドルの水準を突破した。
現在、BNBは730ドルで取引されており、過去24時間で14%の上昇を記録し、BTCの0.4%やCoinDesk 20 Index(CD20)の2.7%を上回っている。
この動きは、BTCが心理的な重要水準である10万ドル手前で停滞している中、トレーダーが利益を求めて小型の暗号資産に資金を移動させた結果と考えられている。
加えて、ドナルド・トランプ氏の選挙勝利によりデジタル資産の規制環境が友好的になるとの期待が広がり、リップル(XRP)やTRXなど規制上の問題を抱える暗号資産も上昇を見せている。
BNBは、バイナンスが2017年に立ち上げたネイティブトークンであり、バイナンススマートチェーンを支える重要な役割を果たしている。
また、取引コストの支払いにも利用されるユーティリティトークンでもある。
2023年を通じてバイナンスは規制圧力に直面していたが、最近ではその圧力が緩和され、BNBの価格も反発を見せている。
バイナンスの創業者チャンポン・ジャオ氏は、銀行秘密法違反の罪を認め、米国での刑期を終えた後、コンプライアンス部門を強化したという報告もある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c79f8c8df498bce0354dd6975d19fd8536091b2d