大阪府警が「ベンリッチ」の元社長と経営コンサルを逮捕。粉飾決算で4900万円を不正融資。
要約すると大阪府警は、建物保守管理会社「ベンリッチ」の元社長と経営コンサルタントを逮捕しました。
彼らは、粉飾決算報告書を金融機関に提出し、不正に約4900万円の融資を受けた疑いがあります。
逮捕されたのは、元社長の山口博巳容疑者(59)と、経営コンサルタントの平井登容疑者(50)です。
事件は2021年8月から9月にかけて発生し、ベンリッチは実際には赤字で債務超過に陥っていたにもかかわらず、経営状況が良好であるかのように装う虚偽の決算報告書を作成しました。
警察は、彼らの認否を明らかにしていないものの、平井容疑者は元銀行員であり、2009年以降、ベンリッチに経営指導を行っていた可能性があるとされています。
平井容疑者は逮捕前の取材で、粉飾を行ったことは認めつつも、自己利益のためではなく、会社の事業継続のために行ったと主張しています。
この事件は、企業の経営透明性や金融機関の審査体制に対する疑問を呼び起こすものであり、今後の捜査の進展が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ccfa430dd9073e917bce6b87f842dc935089a973