韓国で尹大統領が非常戒厳を宣布。国会前の集会に軍が出動し、議員とのもみ合いが発生。戒厳令は解除されたが、支持率低下の中での混乱が続く。
この戒厳令は、国政がまひ状態にあり、北朝鮮の影響を排除するためとされ、金龍顕国防相が軍に体制強化を命じた。
非常戒厳は1979年の朴正熙暗殺事件以来45年ぶりであり、1987年の民主化宣言以降初めてのケースである。
尹大統領は支持率の低下や夫人の汚職疑惑を背景に、自身の保身のためにこの措置を取ったとされる。
戒厳令により、陸軍大将をトップとする戒厳司令部が国内の統制を行い、軍が国会に出動。
特殊部隊が議事堂に侵入し、議員との激しいもみ合いが発生した。
議員たちは消火器や他の手段で抵抗し、特殊部隊の兵士の銃を奪おうとする場面も見られた。
多くの兵士は実弾を装填していない状態で、国民に銃を向けない配慮がなされていた。
国会は閉鎖され、議員たちは市民の助けを借りて突入した。
最終的に、190人の議員が戒厳令解除の法案を提出し、12月4日未明に可決された。
尹大統領は午前4時半に戒厳解除を表明し、閣僚たちも辞意を表明した。
国民は国会前に集まり、尹大統領の弾劾を求める声が高まった。
最大野党は弾劾議案を提出し、5日の本会議での採決が待たれている。
市民やタクシー運転手たちは尹大統領の行動を批判し、韓国の不安定な情勢が続くことを懸念している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a62337b4a7f421eb415636b0add71334699c405
尹大統領が発令した戒厳令に対し、多くの国民が強い反発を示しました。
コメントでは、戒厳令そのものが民主主義を揺るがすものであり、個々の国民が冷静な判断を欠いていると指摘されていました。
また、過去の軍事政権の影響が色濃く残っている韓国において、政治の不安定さが国民の感情を煽る要因になっているとの意見もありました。
さらに、国民が新しい大統領に期待を寄せすぎる傾向があり、根本的な問題を解決する意識が欠如しているとの声もありました。
デモや抗議行動が頻繁に起こる背景には、感情的な反応があるとし、冷静な意思表示が求められるとの意見もありました。
戒厳令の発令に対する市民の迅速な行動が評価される一方で、国民の行動が外部から見て理解し難いとの指摘もありました。
全体として、韓国の政治に対する不安や国民の意識の変化が求められているとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
そもそも軍事クーデターで成立した国が民政に以降したように見えただけで軍事政権とほとんど変わらないようです。
デモンストレーション、即民主主義には非ず、冷静な意思表示であるべきと思いました。
国民の考えが安易過ぎるからこういった群衆が集まりやすい。
韓国の場合、軍や警察が機能していない様にも思えた。
戒厳令の是非はわからないが、韓国国民の集団化する特性が理解しがたいと感じました。