尹大統領が国防部長官の辞意を受け入れ、新たに崔秉赫氏を指名。朴参謀総長の辞意は慰留され、韓国の安全保障政策に影響を与える重要な動きが見られました。
要約すると尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は、非常戒厳を提案した金竜顕（キム・ヨンヒョン）国防部長官の辞意を受け入れ、免職を決定しました。
金長官は3日に尹大統領に非常戒厳宣言を直接提案し、その後辞意を表明しました。
新しい国防部長官には、崔秉赫（チェ・ビョンヒョク）駐サウジアラビア大使が指名されました。
崔氏は韓国陸軍士官学校出身の予備役四つ星将軍で、過去には首都防衛司令部での役職や陸軍第22師団長、韓米連合軍司令部副司令官などを歴任しています。
尹大統領は、戒厳司令官としての任務を果たした朴安洙（パク・アンス）陸軍参謀総長の辞意表明を慰留しました。
大統領室の高官によれば、尹大統領は厳しい安全保障状況を考慮し、安定した軍の運営が必要であると判断したため、朴総長にその任務を続けるよう要請したとのことです。
朴総長は4日に金長官に辞意を表明していました。
この一連の動きは、韓国の安全保障政策における重要な転換点を示しており、新たな国防部長官の指導の下、今後の軍事戦略に注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/93fd085c6e65ba6e8fb3e6c865327da13f840673