日産が米テネシー州のスマーナ工場で新型『ムラーノ』の生産を開始。年間生産台数は約8万台を見込む。2025年初めから顧客に提供予定で、北米市場での競争力強化を目指す。
この新型モデルは、2025年3月までに月産6700台以上を目指し、年間生産台数は約8万台に達する見込みだ。
スマーナ工場では2020年からムラーノの生産が行われており、これまでに米国とカナダ向けに約14万5000台を出荷してきた。
新型ムラーノは2025年初めから顧客に届けられる予定で、工場では生産開始を祝う式典が開催され、日産の幹部や地域リーダーが出席した。
式典では、2025年モデルの最初の1台がラインオフされ、スマーナ工場の従業員たちがその様子を見守った。
ムラーノに搭載されるエンジンは、日産のデチャードパワートレイン工場で生産されている。
現在、スマーナ工場では日産『リーフ』や『パスファインダー』、『ローグ』、インフィニティ『QX60』なども生産されている。
これまでに日産はスマーナ工場に71億ドルを投資しており、従業員数は5700人以上、年間生産能力は64万台に達する。
スマーナ工場は日産の生産ネットワークの中で最大の米国製造拠点であり、世界でも最大級の工場の一つとなっている。
また、スマーナ工場はテネシー州初の自動車組立工場としても知られており、日産は北米市場での競争力強化を目指して主力SUVであるムラーノの生産体制を拡充し、新型モデルの投入によりSUV市場での存在感をさらに高めていく方針だ。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80c7e1e75821cbf24573a656738e66269f99a858
日産の新型ムラーノに関するコメントは、主にデザインやエンジン性能、販売戦略に対する期待と懸念が入り混じっていました。
特に、新型ムラーノの2.0リットルVCターボエンジンは、最高出力241hp、最大トルク260lb-ftを発生し、前モデルよりトルクが向上した点が評価されていました。
しかし、アメリカ市場での年間販売目標が8万台とされていることに対しては、過去の販売実績を踏まえた懸念が多く寄せられました。
特に、ムラーノが年産8万台を超えたのは2006年と2016年だけであり、実現可能性に疑問を持つコメントが目立ちました。
また、新型アルティマの発表時にも過大な販売目標が掲げられたことがあり、日産の計画に対する不信感が表明されていました。
さらに、デザインについても賛否が分かれ、シンプルなV字のグリルから変化した新しいデザインに対する不満が多く見受けられました。
特に「何がしたいのかわからない」という意見や、前モデルの方が良かったとの声がありました。
全体として、コメントは新型ムラーノに対する期待と不安が交錯しており、特に販売戦略やデザインに対する批判が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
デザイン、スペックともに悪くは無い。
アメリカではガソリンターボエンジンが無難かもしれない。
米でムラーノが年産8万台を超えたのは2006年と2016年だけ。
以前はシンプルなV字のグリルだったが変な方向にいってる。
作るのは良いけど売れるかな?