島根原発2号機が再稼働し、住民の避難に対する不安が高まっています。特に、事故時の避難計画の実効性や要支援者の避難について懸念が広がっています。
これは全国で唯一、県庁所在地に立地する原発の再稼働であり、運転員たちは緊張感を持って原子炉を操作しました。
原発から30キロ圏内には約45万人が住んでおり、住民の間では事故時の避難に対する不安が広がっています。
原子力規制庁の職員が見守る中、運転員たちは制御棒の引き抜きを進め、午後4時50分には臨界状態に達しました。
中電の三村本部長は、安全対策を確実に行い、発電再開に向けて一つずつ確認していくと述べましたが、住民の間では事故時の避難計画への疑念が残ります。
特に、元日の能登半島地震での道路寸断が避難の難しさを浮き彫りにし、実際に避難訓練に参加した住民からは「津波が来たら予定のルートは通れない」といった声も上がっています。
また、高齢者や障害者といった要支援者の避難についても懸念があり、県内には約4万5千人の要支援者がいます。
医療現場からも懸念の声が上がり、避難する医療スタッフの確保や、被曝患者の受け入れ体制について再考する必要があると指摘されています。
松江生協病院の院長は、再稼働自体に反対の立場を示し、誰も安全を保証できないとの見解を示しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0d59f9475c2b2023dd9c257e8a67907eb59e4ebc
島根原発2号機の再稼働に関するネットのコメントでは、さまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントが、原子力発電の重要性を認識しており、現在の電源として最適であるという意見がありました。
このような見解は、再生可能エネルギーの限界を指摘する形で表現され、原子力が必要な選択肢であると感じている人も多かったようです。
また、再稼働によって電気料金が関西電力と同じくらい安くなることを期待する声もあり、経済的な側面から再稼働を支持する意見も見受けられました。
一方で、過去の原発事故や災害の教訓を無視してはいけないという懸念もあり、再稼働に対する不安や疑問が残ることも指摘されていました。
このように、再稼働に対する意見は賛否が分かれ、原発の必要性と安全性についての議論が続くことが求められているようです。
ネットコメントを一部抜粋
祝、再稼働
なんだかんだ言ってもいまのところ最適な電源は原子力でしょう
これで電気料金を関西電力並みに安くなれば良いと思います。
なぜ過去の災害から学ばないのか。
あきれる。