映画『石門』が第60回台北金馬獎で最優秀作品賞を受賞し、2025年2月28日に日本公開されることが決定。女性の性に関する問題をテーマにした作品で、監督夫妻が手掛けた。
要約すると映画『石門』は、2023年11月に行われた第60回台北金馬獎で日本資本の映画として初めて最優秀作品賞と最優秀編集賞の2冠を獲得した作品です。
この映画は2022年に制作され、2025年2月28日より日本で全国順次公開されることが決定しました。
『石門』は、監督を務めるホアン・ジーと大塚竜治の夫妻が手掛けた作品で、女性の性に関する問題をテーマに描かれています。
物語は、湖南省の農村で出稼ぎをする両親と離れ、抑圧された生活を送る14歳の少女や、妊娠に直面する20歳のリンを中心に展開されます。
特に、リンの物語は、女性が直面するさまざまな壁を静かに見つめる内容となっており、重厚なテーマが扱われています。
監督のホアン・ジーは『石門』を「女性を取り巻く環境に存在する、打ち破りたくてもなかなか突破して先に進めない壁」と表現し、物語全体を通じてその壁を乗り越えようとする光を求める姿が描かれています。
撮影は、妊娠期間と同じ10ヵ月をかけて行われ、リンの成長と変化をリアルに捉えています。
映画のビジュアルにもそのテーマが反映されており、日本版ポスターでは大きな石の扉の前に立つヒロインの姿が描かれ、女性を取り巻く厚い壁が象徴的に表現されています。
『石門』は、これまでに世界の映画祭でも評価を受けており、観客に深いメッセージを伝える作品として注目を集めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f61ab3825723519fc6827b2fcf057d7559a7cc4