総務省が新ガイドラインを発表し、12月26日からスマホ端末の値上げが予想される一方で、6カ月間の「お試し割」が導入されることが明らかになりました。
この改正により、スマートフォン端末の実質的な値上げが予想される一方で、新たに「お試し割」という制度が導入されることになりました。
この「お試し割」は、通信サービスを継続利用する場合に限り、最大6カ月間で2万2000円までの割引を受けられるというもので、ユーザーが通信キャリアのサービスを試す機会を提供します。
これにより、通信サービスの品質に不安を持つユーザーにとっては、一定の安心感を得られるとされています。
しかし、MNO(移動体通信事業者)とMVNO(仮想移動体通信事業者)の競争環境に影響を与える可能性や、回線を頻繁に乗り換える「ホッピング」が増える懸念も指摘されています。
さらに、端末の値引きに関しては、回線契約の有無にかかわらず最大4万4000円までの割引が認められますが、ミリ波対応端末に限っては6万500円までの割引が可能となります。
これに対する意見としては、ミリ波端末を持つユーザーと持たないユーザーとの間に不公平感が生じる懸念や、ミリ波を活用するためのインフラ整備のための補助金の必要性が挙げられています。
なお、2024年4月以降に発売されるミリ波対応端末には、Galaxy S24 UltraやXperia 1 VIなどが含まれていますが、国内のiPhoneはミリ波に対応していないため、恩恵を受けるユーザーは限られると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a9704ccc4611040d0a38e1ebc82cc67fd8045a4
スマホ端末の値上げとお試し割の導入に関するニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
多くのユーザーが、残価設定ローンの複雑さや不透明さに疑問を感じていたようです。
特に、リース契約や買取の方が利用者にとって分かりやすいとの意見がありました。
また、過去には一括1円で販売される古い機種が存在したことから、今回の規制が逆にありがたいと感じる人もいました。
しかし、得をするのは誰なのかという疑問も多く、ユーザーが利益を得られないのではないかと心配する声が目立ちました。
さらに、総務省の介入によって制度が複雑化しているとの指摘もあり、シンプルな制度を望む意見が強く表れていました。
特に、スマホの販売における規制が逆効果になるのではないかという懸念が多く、キャリアでの購入が減少する可能性についても言及されていました。
全体として、ユーザーは政府やキャリアの動きに対して不安を抱き、もっと分かりやすく、シンプルな制度を求めていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
もう残価設定ローンはやめてはっきりとしたリース契約又は買取という形のほうが利用者も理解できますよね。
コレ、確かある程度発売から期間の経過した古い機種は一括1円とかで販売出来るようになるのではなかっただろうか?
これで得する人は誰かな?ユーザーは得するの? キャリアは?
日本のお役所・官僚って、あれこれ弄り始めてシンプル制度が複雑怪奇な制度になり、そして誰も得のしない制度に落ち着く。
わかりにくすぎるわ。
やはり政府はスマホの販売ぐらいのことで規制なんてするなよ。