OBS Studioの最新版v31.0.0がリリースされ、UI改善や新機能が追加されました。特にNVIDIAのBlur機能やYouTubeチャットが注目されます。
このアップデートは約1年ぶりのメジャーアップデートとなり、ユーザーインターフェースの改善や新機能の追加が行われています。
OBS Studioはオープンソースで開発されているクロスプラットフォーム対応のビデオ録画・生放送ツールであり、リアルタイムで映像や音声をキャプチャし、ミキシングやフィルター、シーンの切り替えなどを行うことができます。
新しいバージョンでは、NVIDIAのBlur FilterやBackground Blurが追加され、プレビュースクロールバーとズーム/スケールインジケーターも導入されました。
これにより、配信中の映像をより見やすく、操作しやすくすることが可能になっています。
また、AJAデバイスキャプチャー向けのv210フォーマットのサポートや、QSV AV1スクリーンコンテンツコーディングの追加も注目されるポイントです。
さらに、ファーストパーティのYouTubeチャット機能が有効化されることで、配信者と視聴者のインタラクションがよりスムーズに行えるようになりました。
しかし、NVIDIAの「Kepler」シリーズのGPUに関しては、NVENCがサポートされなくなっているため、最新のGPUドライバーへのアップデートが必要です。
また、OBSのコード署名証明書が更新された影響で、一部のアンチチートソリューションやゲームキャプチャーとの互換性に問題が生じる可能性があるため、ユーザーは注意が必要です。
OBS StudioはWindows、Mac、Linuxに対応しており、公式サイトから無償でダウンロード可能です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a59f83237ef3139bea387332b8e50d8207a1c5d