名手ラミレスがWBO王者エスピノサとのリマッチで棄権負け。右眼窩底骨折の影響で視界を失い、試合を放棄。健康を優先した決断が悲劇を招いた。
試合は現地時間12月7日にアリゾナ州フェニックスで行われ、ラミレスは6ラウンド12秒で試合を放棄した。
試合中、ラミレスは「右目が見えなくなった」と訴え、エスピノサが放った軽い右ストレートが右目に直撃したことで、視界がダブルビジョンになってしまった。
ラミレスはレフェリーに注意を求めたが、受け入れられず、結果的にTKOで試合が終了した。
ラミレスは約1年前にエスピノサに僅差で敗れており、リベンジを果たす絶好の機会だったが、予期せぬ形で幕を閉じた。
試合前、ラミレスは将来的なスーパーバンタム級での対戦を見据え、井上尚弥の名前を挙げて自信を見せていた。
しかし、試合中の肘打ちによるダメージが影響し、彼の計画は大きく狂ってしまった。
試合後の診断では右目の眼窩底骨折が確認され、ラミレスは「健康な状態でリングを降りるためには試合を止める必要があった」とコメント。
試合中の苦しみと、期待された再起の道が断たれたことに、彼の心中は複雑な思いでいっぱいだった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0304c705bdec14c5d990da440c947b8be874fc7f
ラミレスの棄権負けに関するコメントでは、肘打ちの故意性やレフェリーの判断に関する意見が多く寄せられました。
特に、ラミレスが振った肘が故意であると指摘する声があり、その後の攻防においても肘打ちが繰り返されていたことから、エスピノサの行為に対して厳しい意見が見受けられました。
選手生命を考慮したラミレスの棄権は賢明な判断であったとの意見もあり、特に肘打ちがメキシカン選手に多く見られるため、今後井上選手と対戦する際には注意が必要だとの声もありました。
また、故意の証明が難しいため、試合結果がどう扱われるのかに疑問を持つコメントもありました。
全体として、肘打ちの危険性やレフェリーの視認性の難しさについても言及され、今後の試合におけるルールの見直しやビデオ検証の必要性が求められました。
ネットコメントを一部抜粋
1Rの肘は振りに行っていますので故意と言われても仕方がないですね。
前戦でも密着時に肘を打ち込んでましたからね。
特に、ムエタイのチャンピオンからボクシングに転向組は、この見えない反則テクニックに非常に長けている。
ラミレスの途中棄権は賢明な判断だと思う。
ビデオでの検証が必要かと思います。