日本航空が新たにA350-1000型機の8号機を受領し、羽田空港に到着。新フラッグシップ機は国際線での運航を開始し、2025年度には11機体制を目指す。
この機材は12月7日に羽田空港に到着し、格納庫で整備作業を行った後、今後の就航に向けて準備が進められています。
8号機は、エアバスの最終組立工場があるフランス・トゥールーズを出発し、羽田のA滑走路に着陸しました。
実際のフライトは、JL8102便として行われ、3人のパイロットが担当しました。
興味深いことに、7号機(JA07WJ)の引き渡しに変更があったため、8号機が先に受領されることとなりました。
これにより、JALは発注済みの13機のうち、7機を受領したことになります。
A350-1000は、JALの新しい国際線フラッグシップ機であり、今年1月に羽田-ニューヨーク線、4月にはダラス・フォートワース線に就航しました。
さらに、10月24日からは初の欧州路線であるロンドン線にも投入されています。
この機材は、ファーストクラスとビジネスクラスにJAL初の個室タイプのシートを採用しており、座席数は4クラス239席、ファーストクラスは6席、ビジネスクラスは54席、プレミアムエコノミーは24席、エコノミーは155席となっています。
特にファーストクラスは、オーバーヘッドビンをなくして開放感のある設計が特徴です。
JALは、A350-1000を777-300ERの置き換え対象として同じく13機導入する計画を立てており、2025年度には11機体制を目指して、パリや米西海岸などへの路線展開を検討しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9c6bc492afa5d559618262edf5223fecf54f0734