尹大統領の出国禁止が韓国の政治機能障害を深刻化させ、リーダーシップの空白が生じているとの報道が米メディアから伝わっています。
ニューヨークタイムズ（NYT）は、法務部が高位公職者犯罪捜査処の要請に基づいて出国禁止を受け入れたことが、尹大統領の権力掌握力の低下を示していると指摘した。
尹大統領は検事出身であり、法務部や検察を統治の中心に据えてきたが、最近では忠実な同盟者である李祥敏（イ・サンミン）行政安全部長官が辞任するなど、内部の不安定さが目立つ。
戒厳令の影響で、韓国社会はリーダーシップの空白状態に陥り、拡大するデモが尹大統領の辞任を求める声を強めている。
国民は、尹大統領がほとんど姿を見せない中で誰が国を統治するのかについて不安を抱いている。
ワシントンポスト（WP）は、尹大統領が「植物大統領」と評される状況を伝え、内乱などの容疑に対しては逮捕や起訴が可能であることを説明した。
また、韓国の統治体制が実質的に麻痺しているとし、尹大統領が統治権を首相に委譲することに対する法的根拠の疑問も指摘されている。
韓代表と韓首相は、尹大統領の早期退陣を進める意向を示しつつ、国政に関与しない姿勢を強調した。
一方、CNNは尹大統領が弾劾投票を乗り越えたものの、彼の政治的立場は厳しい状況にあると伝えており、FOXニュースは朴槿恵（パク・クネ）元大統領の弾劾時の状況と比較しながら、尹大統領の現状を分析している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d370d1133dee82e442d72d314663aa8e807f5f8b
尹大統領の出国禁止に関するコメントは、韓国の政治が危機的状況にあることを強調していました。
多くの人々が、国家元首が正常に機能しない状態は異常であり、他国との外交が難しくなるのではないかと懸念していました。
特に、尹大統領が戒厳令を発した背景についての疑問が多く寄せられ、彼の深謀遠慮があるのかどうかが議論されていました。
戒厳令の権限が大統領にあるにもかかわらず、内乱罪が関与することに対する疑問もありました。
これにより、尹大統領が実質的に職務停止状態にあることに対する不満も見られました。
政治的な空白が続くことや、野党側がこの状況を認めないことから、今後の情勢に対する不安が広がっていたのです。
また、尹大統領が地位にしがみつくことが、韓国の経済に悪影響を及ぼすのではないかという意見もありました。
政治的な選択肢が限られている中、隣国との関係や経済のデフォルトについても懸念が示されていました。
全体として、韓国の政治状況が不安定であること、そして今後の展望に対する不安が多くのコメントから伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
国家元首がちゃんと居るのに、それ以外の人間が国家元首の仕事をするってのは異常な状態です。
尹大統領はこの状態を想定して戒厳令を発したのかもしれませんね。
尹大統領は塀の中に入りたくなかったら、なんとか地位にしがみついて万が一の情勢変化に期待するしかない状態です。
大統領を辞任するか、大統領を弾劾するか、もう一度戒厳令を布告するか、好きにすれば良い。
今日も韓国は平常運転。