米国のブリンケン国務長官は、シリアの政権移行がISの再台頭のリスクを伴うと警告。トランプ次期大統領は不介入を強調し、今後の米国の対応が注目される。
彼は、ISが米軍の軍事作戦によって弱体化したものの、再び勢力を拡大しようとする可能性があると警告し、8日に行われたIS拠点への空爆を今後も続ける考えを示しました。
また、シリアからの市民流出を防ぐことや、アサド政権が保有する大量破壊兵器が悪用されないようにする必要性も強調しました。
一方、トランプ次期大統領は「米国第一」を掲げ、シリア内戦には関与しない姿勢を鮮明にしています。
彼は自身のSNSで「シリアは友人ではない」と発言し、「米国の戦いではない。
巻き込まれてはならない!」と強調しました。
しかし、シリアの混乱が続き、ISが再び台頭したり、テロが活発化したりする場合、国際社会から米国に対する対応を求める声が高まる可能性があると指摘されています。
ブリンケン氏の発言とトランプ氏の姿勢は、今後の米国のシリア政策において重要な焦点となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/116586217d2fa35b57b2b93647af2b2279b3ea60
コメントでは、トランプ前大統領のシリア政策に対するさまざまな意見が寄せられました。
特に、トランプがシリア政府軍にミサイルを発射した際の行動が、思いつきのような一時的なものであったとの指摘がありました。
シリアの複雑な状況を理解していないトランプが、軍事介入を避けるべきだとする一方で、混乱を回避するための人道的支援は必要だとする意見もありました。
さらに、国際社会の安保理が世界平和に貢献する理念を持っている以上、無関心でいるべきではないとする考えも示されました。
加えて、過去の米国の政策が中東の内戦を煽ったとの見解や、テロリストと米国の歴代政権との関係を指摘するコメントもありました。
これにより、米国がテロリストの資金源となっている現状を変える必要があるとの意見が強調されました。
全体として、シリア問題に対する米国のアプローチについての懸念や提案が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプは前の政権の時、シリア政府軍に突然ミサイルを撃ち込んだことがある。
トランプはシリアの複雑な状況は理解できない。
少なくとも人道支援、難民の救済のための支援は必要だ。
さんざん内戦を煽っておいて、よく言うよ。
テロリストの資金源であるアメリカが変われば、テロリストも駆逐されるでしょう。