KAMEREOが住友商事などから12億円超を調達し、ベトナムでの食材EC事業を全国展開へ。
要約するとベトナムの事業者向け食材Eコマースを展開するKAMEREO INTERNATIONAL PTE. LTD.は、2023年12月9日に住友商事や複数の投資ファンドから12億円超の資金調達を実施した。
この資金調達はシリーズBラウンドにおけるもので、これによりKAMEREOの累計調達金額は23億円を超えた。
KAMEREOは生鮮食品、冷凍食材、調味料など2000以上の商品を取り扱い、特に野菜の集荷場を自社で持ち、契約農家と協力している。
顧客のニーズに応じた効率的なサプライチェーンを構築し、ホーチミン市を中心に3000以上の事業者にサービスを提供している。
今後はハノイを含む全国展開を進める計画で、マーケットプレースや自社輸入事業の開始に向けた取り組みも強化する。
KAMEREOは、飲食店やスーパーマーケット、学校、病院など多様な顧客層に対応し、プライベートブランドの開発も進めている。
特に、スーパーマーケットやコンビニ向けの商品開発を強化し、食の安全性や健康志向に応える商品を投入予定だ。
これにより、ベトナムの食品流通市場における地位を確立し、「最大の食品流通企業」を目指すとしている。
また、マーケットプレース事業では、他社の在庫をKAMEREOの倉庫に置いてもらい、営業や配送を行うことで、HORECA市場へのアクセスを容易にする。
今後も新たなパートナー企業との提携を進め、事業の拡大を図るとともに、都市部のモダントレード化に対応した商品開発を進めていく。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e34b27b7d224f5a9886ecfcb8b60b21153cbbf13