韓国の野党議員が、国軍情報司令部が政治家を逮捕するために暗殺部隊を編成したと主張。戒厳計画や「逮捕組」についての疑惑が浮上。
要約すると韓国の野党「共に民主党」のキム・ビョンジュ最高委員は、内乱事態の際に国軍情報司令部が政治家を逮捕するために特別な暗殺部隊を編成したと主張しました。
彼は9日の会議で、尹錫悦大統領と前国防相のキム・ヨンヒョンが、特殊部隊を利用して「逮捕組」を運用したという情報を受け取ったと述べました。
この特殊部隊は、有事において敵の主要人物を暗殺するために訓練された「HID」で、過去には北朝鮮に派遣されたこともあるとされています。
キム最高委員は、これらの「人間兵器」が政治家や反対勢力を逮捕するために動員され、抵抗すれば暗殺も辞さない状況があったのではないかと批判しました。
また、彼は先月初めに戒厳を企てた疑惑についても言及し、特殊部隊が11月7日から14日までの間、休暇を取らずに待機するよう命じられたことを強調しました。
さらに、非常戒厳宣言の日には、特定の場所に20人が集まり、翌朝まで待機した後に解散したと主張しました。
元国情院第1次長のパク・ソンウォン議員も、情報要員7人が政治家逮捕のためのタスクフォースを設立したとの情報を受けており、この部隊が脱北者やスパイに対する合同尋問のために組織されたと述べています。
パク議員は、逮捕された政治家に対する尋問や拘禁の準備が進められていた可能性があると指摘しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/622aaa329c2ab19b24deaadea7055a9d9d38bcc3