田坂広志氏が語る、野党に求められる3つの力とは何か。官僚統率力や妥協力の重要性が解説されている。
メディアは政党の合従連衡や政権の組み替えに注目する一方で、国民が最も重視すべきは新たな与党がどのような政策を実行するかという点です。
そのため、野党は政局に浮かれることなく、今後問われる「3つの力」を意識する必要があります。
第一の力は「官僚組織の統率力」です。
与党になれば、政治家には省庁を動かす能力が求められますが、多くの政治家は大組織をマネジメントした経験がなく、官僚をうまく動かせないケースが多いと指摘されています。
第二の力は「合意形成の妥協力」であり、政治の世界では妥協が重要な現実対応能力を示します。
過去にドイツで社会民主党が官僚組織の統率力を磨いたように、野党も学ぶべきです。
政治家が妥協力を持つためには、原則を理解しつつ柔軟に対応することが求められます。
最後に、正論や理想を語るだけでは国民の信頼を得られないことが強調されています。
国民は、野党が政権を任せられるかどうかを見極めているため、これらの力を身につけることが急務です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f9c44c4b70a94a6713d939778b25e66d0ab3cf39
コメントの中では、野党が政権参加に向けて必要な力として「国民の声を聞く」ことが強調されました。
特に、立民党やその支持者が経済や外交といった国民が重要視する政策を無視し、同性婚や選択式夫婦別姓、ジェンダー問題に重点を置いていることに対する批判が目立ちました。
これにより、立民党は議席を増やしたものの、実際には敵失によるものであり、比例の票数はほとんど伸びていないという意見がありました。
一方で、国民の声に耳を傾けた国民民主党やれいわ新撰組などの政党は、左右を問わず躍進したことが指摘されました。
さらに、既得権益に依存するマスメディアの影響を問題視し、今後は政党ごとにしっかりと政策を議論していくことが重要だという意見もありました。
野党に対する期待が薄れているという声もあり、政策実行能力の欠如が指摘されるなど、全体として野党に対する厳しい見方が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
国民の声を聞くことが最も重要です。
立民党は経済や外交を無視しているように見えました。
国民の声に耳を傾けた政党が躍進しました。
既得権益マスメディアの影響が野党を弱体化させました。
野党には期待できないという意見が多く見られました。