「QtScrcpy」v3.0が登場、PCからAndroidを簡単操作可能に!
要約するとPCからAndroidデバイスを操作できるGUIツール「QtScrcpy」が、2023年12月7日にv3.0にアップデートされました。
このツールは、コマンドラインベースの「scrcpy」を基にしており、初心者でも使いやすいグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を提供します。
QtScrcpyは、USBまたはWi-Fi接続されたAndroid端末の画面をPC上でリモート表示し、操作できるアプリケーションです。
これにより、コマンドラインツールに不安を感じるユーザーでも、直感的に操作が可能となります。
QtScrcpyは、クロスプラットフォームのUIライブラリ「Qt」を使用しており、基本機能はオリジナルのscrcpyを踏襲しつつ、独自の機能も追加されています。
特に、キーマップ機能は、キーボードやマウスの操作を特定のスクリーン位置をタップするアクションに変換するもので、人気ゲーム「PUBG」などに対応したスクリプトも用意されています。
また、グループコントロール機能を使うことで、複数のAndroidデバイスを同時に操作することができ、アプリのデバッグやテストを行う際に非常に便利です。
QtScrcpyはオープンソースプロジェクトであり、GitHubでホストされています。
ライセンスはApache-2.0で、Windows、Mac、Linuxに対応しており、Android 5.0以降のデバイスを操作することができます。
最新のバージョン3.0.1は、幅広いユーザーに向けた使いやすさと機能性を兼ね備えたツールとして注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/71101febf7e5a5cad9d6808c72cdb2bc954a2b1e