OpenAIが「ChatGPT」の新UI「Canvas」を全ユーザーに開放し、Pythonコードの直接実行やテキスト編集機能を追加しました。
要約すると米OpenAIは、12月11日（日本時間）に「ChatGPT」の新しいユーザーインターフェイス「Canvas」を全ユーザーに開放したと発表しました。
これにより、2024年10月のリリース当初は「Plus」および「Team」ユーザーのみが利用できた機能が、「Free」ユーザーにも提供されることになりました。
「Canvas」は、チャットスタイルでAIと対話しながら、同時に別のパネルで内容を編集・修正することができるツールです。
従来のチャット形式では、知識を引き出すことはできても、結果を繰り返し修正しながらブラッシュアップするのが難しいため、この新機能が考案されました。
具体的には、ユーザーは「Canvas」を使って下書きを推敲したり、コードのレビューを依頼することが可能です。
現在、この機能はWeb版（chatgpt.com）およびWindows向け公式アプリで利用できるようになっています。
また、クリップボードからチャットの入力欄へコピーしたテキストを「Canvas」で開く機能、Pythonコードを直接実行し、コンソールエラーを参照してバグを修正する機能、さらにカスタムGPTとの連携機能なども新たに導入されています。
これにより、ユーザーはより効率的に作業を進めることができるようになり、特にプログラミングや文章作成において大きな利便性を享受できるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/131e9c9ed746494008cb0ee4656a2432a355b5b2