中村勘九郎と中村七之助が「猿若祭二月大歌舞伎」の取材会で、父の影響を語りながら新たな挑戦を宣言。2024年の公演に向けた意気込みが伝わる内容です。
要約すると中村勘九郎と中村七之助が、2024年2月に東京・歌舞伎座で開催される「猿若祭二月大歌舞伎」の取材会に出席しました。
この祭りは、1624年に初代猿若勘三郎が江戸で初めて歌舞伎を興行したことを記念しており、今回で6回目の開催となります。
勘九郎は「これをきっかけに定着して、2月は猿若祭という形で今後できればうれしく思います」と語り、祭りの重要性を強調しました。
演目の一つである「きらら浮世伝」は、出版人の蔦屋重三郎を主人公にした物語で、初めて歌舞伎化されます。
勘九郎はこの作品への思いを語り、「父が30代で演じた作品で、いつかやりたいと思っていました。
このタイミングしかないと思い、挑戦します」と意気込みを示しました。
重三郎の魅力については、「プロデュース能力や反骨精神が我々歌舞伎俳優とも共通している」と述べ、自身のクリエイティブな成長への期待も表現しました。
七之助も父との思い出を振り返り、「志高く持って生きることで素晴らしい作品ができる」と語り、父の影響を強く感じていることを明かしました。
また、2024年は勘三郎さんの十三回忌であり、追善興行やゆかりの演目の上演を通じて父を偲ぶ一年となることが期待されています。
勘九郎は法要について「実感がない」とし、七之助も「法要は残酷」と感慨深く語りました。
夜の部では、勘九郎と七之助が初役で出演することも発表され、期待が高まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d01b2bccebb1eebd429cf2cffeef9f2e799e5b0d