チェチェンでカディロフ首長の娘がK-POPカフェを運営し、韓国文化を発信。人権問題と対比される注目の動き。
要約するとロシアのチェチェン共和国で、ラムザン・カディロフ首長の娘タバリク・カディロワ氏がK-POPカフェ「チコ」を運営していることが報じられた。
このカフェは、グロズヌイ市のショッピングモール内に位置し、ハラル認証を受けた韓国料理を提供している。
店内ではK-POPの音楽が流れ、韓国ドラマも上映されており、韓国文化が色濃く反映されている。
特に、インスタグラムを通じたプロモーションも行われており、韓国料理の代表的なメニューであるキンパやトッポッキが提供されている。
カディロフ首長はプーチン大統領の側近として知られ、彼の統治下で人権侵害が続いているが、カディロワ氏はBTSなどの韓国の人気アイドルグループのファン層に向けたカフェを開店したことが注目されている。
チェチェン共和国では、LGBTQの権利が弾圧されている一方で、BTSは非常に人気があり、ファンはしばしば嫌がらせを受けている。
カディロフ首長は、チェチェンの音楽的伝統を守るために西欧の音楽を排除し、特定の音楽のテンポを制限するなどの文化政策を実施してきた。
カディロワ氏のカフェ開店は、カディロフ家の特権的な地位と、彼女自身が未来の指導者としての可能性を持つことを示している。
カディロフ首長は、自身の子どもたちを国の要職に任命しており、タバリク氏の行動はその権力構造の中での特異な位置を反映している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca88cbbf55557e33298176a56d0eac293552452d