尹大統領が総選挙惨敗後、戒厳に言及し続けたことが明らかになり、呂司令官がその意図を引き止めたと証言。政局の行方に影響を与える可能性が浮上している。
要約すると2023年4月の総選挙で与党が惨敗した後、尹錫悦大統領が戒厳に関する言及を始めたことが、検察特別捜査本部の調査で明らかになった。
呂寅兄国軍防諜司令官は、初夏の食事の席で尹大統領から戒厳の話を聞いたと証言しており、これが戒厳宣言を示唆する初めての場面であった。
呂司令官は、尹大統領が総選挙結果に対する不満や不正選挙の疑念から、戒厳を考慮して中央選挙管理委員会の掌握を指示した可能性があるとの見解を示している。
食事の席では、呂司令官が「最近の軍は過去のような軍ではない」と戒厳の話を引き止めたが、尹大統領はその後も戒厳の必要性について言及し続けたという。
呂司令官は、尹大統領が戒厳を政局打開の手段として真剣に考えている様子を伝え、最終的にはひざをついて引き止めたことも明かした。
これにより、尹大統領の戒厳に対する意図がますます疑問視される状況となっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/37abe3c63f28f4eb12c0ce6dc6d5a15bc547db75