Appleが「macOS Sonoma 15.2」をリリース。AI機能やChatGPT統合、セキュリティ修正が強化され、ユーザー体験が向上。
この新バージョンでは、AI機能「Apple Intelligence」が追加され、ユーザーは自身の写真ライブラリからコンセプトや説明を用いて様々なスタイルの画像を生成できる「Image Playground」が導入されました。
さらに、SiriやライティングツールにOpenAIのChatGPTが統合され、ユーザーはChatGPTのアカウントを持たなくてもその機能を利用できるようになりました。
写真アプリでは、お気に入りアルバムがユーティリティコレクションに表示され、最近閲覧または共有したアルバムの履歴を消去することも可能になりました。
Safariブラウザでは、スタートページに新たな背景画像が追加され、すべてのウェブサイトで安全なHTTPS接続を試みる「HTTPS upgrade」機能が搭載されました。
また、履歴、ブックマーク、パスワードのインポートとエクスポートが簡素化されるなど、ユーザーエクスペリエンスの向上が図られています。
セキュリティ関連の更新も多数行われており、Apple Software RestoreやAppleMobileFileIntegrityに関連するユーザーの機密データにアクセスできる問題(CVE-2024-54477、CVE-2024-54526、CVE-2024-54527)や、悪意のあるビデオファイルが原因でシステムが予期しない終了を引き起こす脆弱性(CVE-2024-44220)、AudioやDisk Utilityで任意のコードを実行できる可能性のある脆弱性(CVE-2024-54529、CVE-2024-54489)などが修正されています。
これらの機能追加や修正により、macOS Sonoma 15.2はより安全で使いやすい環境を提供することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7da5d661ed89488f61798db1fea5fa5611bf52ad