2024年の「今年の漢字」は「金」に決定。オリンピックの影響や物価高騰などが背景にあり、上位には「災」や「翔」も選ばれました。
この漢字が選ばれるのは5回目であり、いずれもオリンピックが開催された年にあたります。
応募総数22万1971票の中から、1万2148票が「金」に投じられました。
「金」が選ばれた背景には、オリンピック・パラリンピックでの金メダル獲得、佐渡金山の世界遺産登録、20年ぶりの新紙幣発行、政治とカネの問題、さらには物価高騰による家計への影響など、多様な要因が挙げられています。
過去には2000年、2012年、2016年、2021年にも「金」が選ばれており、いずれもオリンピック開催年でした。
その他の上位の漢字としては、2位に「災」（9772票）、3位に「翔」（7487票）が選ばれました。
「災」は能登半島地震や南海トラフ地震など、災害が多かったことを反映し、「翔」は大谷翔平選手のメジャーリーグでの快挙を受けての選出です。
さらに、4位から10位の漢字には「震」「新」「選」「変」「暑」「楽」「米」がランクインしました。
11位から20位には「大」「闇」「高」「裏」「政」「幸」「和」「税」「愛」「戦」が名を連ねています。
毎年の「今年の漢字」は、国民の意識や社会の動向を反映する重要な指標となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/256d9593955f02435c4c1cc880b97c32360b7a29
2024年の「今年の漢字」が「金」に決まったことに対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントが、オリンピックの年に「金」が選ばれることに対する飽きや、面白みの欠如を感じていたようです。
例えば、「毎回オリンピックの年は金になるから面白くも何ともない」といった意見がありました。
このようなコメントからは、選考基準に対する不満が見受けられました。
また、「選考委員さんも、もう一工夫して違う漢字を選定してほしい」といった声もあり、視聴者が望む新鮮さを求めていたことが伺えます。
さらに、「裏金という意味では金の話題が尽きない年でした」というコメントもあり、今年の「金」には特別な意味があるとの意見もありました。
一方で、「漢字検定協会さん、もうおなかいっぱいですよ！」という意見もあり、毎年同じような選考が続くことに対する飽きが表れていました。
個人的な見解として、「今年は夏実の『夏』や」といった意見もあり、選考に対する多様な視点が示されていました。
全体的に、今年の漢字に対する反応は、選考方法や結果に対する期待や不満が交錯していることが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
毎回オリンピックの年は金になるから面白くも何ともない
なんか、つまんないですね。
今年は裏金という意味では金の話題が尽きない年でしたね。
漢字検定協会さん、もうおなかいっぱいですよ！
オリンピックイヤーは『金』になりがち