楽天市場が業務用品向けの「ビジネス割」を開始。ポイント5倍やクーポン提供でBtoB-EC参入を目指す。
要約すると楽天グループは、ECモール「楽天市場」において新たに業務用品をお得に購入できる「ビジネス割」というサービスを12月12日に開始しました。
このサービスは、ワーカー向けのメンバーシップで、登録者限定で対象アイテムの購入時にポイント5倍や500円OFFクーポンを提供するというものです。
利用するには、楽天IDに職場情報を登録するだけで、法人だけでなく個人事業主も対象となります。
ただし、1社につき1つの楽天IDしか登録できないため、注意が必要です。
この「ビジネス割」のキャンペーンは、2025年1月17日まで実施され、掃除用品に使える500円OFFクーポンは6000円以上の購入で適用されます。
対象ショップには、オフィス用品やサプライ用品の「Business Supply Shop」、衛生・福祉用品の「Pro Lab. & Healthcare Shop」、オフィス家具の「LOOKIT オフィス家具 インテリア」、工具・建設用品の「DIY FACTORY ONLINE SHOP」が含まれています。
BtoB-EC市場では、アスクルやMonotaROなどの専業大手に加え、「Amazonビジネス」も法人やワーカーの需要を狙っています。
楽天市場がBtoB向けサービスを試験的に運用することで、需要を確認し、今後の本格展開を模索する姿勢が見えます。
このように、BtoB-ECの領域でも大手モールの参入が進み、顧客獲得競争が激化することが予想されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1714ebc01cd4dd567381e9adb826d39d96eef184