アドビが「Camera Raw」をアップデートし、映り込み除去機能を追加。AI活用で編集が効率化され、Lightroomとの連携も強化。
要約するとアドビは2023年12月12日、写真編集ソフト「Adobe Photoshop」に付随する「Adobe Camera Raw」の最新アップデートを発表しました。
このアップデートには、窓ガラスなどの映り込みを効果的に除去する「Reflection Removal」機能が含まれています。
この機能はAIを活用しており、従来の手作業では困難だった映り込みの修正を自動化することを目指しています。
また、風景や建築物を対象としたコントラストの高いモノクロ写真の品質を向上させる「Adobe Adaptive Profile for Monochrome」のベータ版も公開されました。
さらに、Lightroomとの連携も強化され、Lightroomで編集した写真をPhotoshopでスマートオブジェクトとして開くことができるようになり、複数のファイルをレイヤーとして扱う機能が追加されます。
これにより、ユーザーはより効率的に作業を進めることが可能になります。
具体的なリリース時期はまだ発表されていませんが、アドビは今後の展開に期待を寄せています。
なお、アドビの「Adobe Lightroom」は、アップルによって「2024 Mac App of the Year」に選ばれ、AIを活用した編集機能の革新性が高く評価されました。
これにより、アドビは写真編集ソフトの分野において、さらなる進化を遂げることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4726b8b3dfa4ebd70e08311aad1218d5ed16abe5