韓国国会が尹大統領夫人の疑惑捜査法案を可決。しかし、尹大統領の拒否権行使の可能性が依然として残っている。
要約すると韓国国会は12日、尹錫悦大統領夫人の金建希氏に関する疑惑を捜査するための特別法案を可決した。
この法案は、政府から独立した特別検察官が金氏を巡る15件の疑惑を調査することを目的としており、賛成195人、反対85人という賛成多数での可決となった。
与党「国民の力」は同法案に反対する方針を採っていたが、党内から4人の賛成者と2人の棄権者が出た。
これにより、法案は4度目の可決となったが、過去には尹大統領が拒否権を行使し、再採決で否決されてきた経緯がある。
法案は昨年12月と今年9月、11月にも可決されたが、いずれも尹大統領が拒否権を発動したために廃案となっており、今回も同様の結果になる可能性がある。
特に、今月7日の再採決では「国民の力」から6人の造反があり、可決にはわずか2票が足りなかった。
今後、法案が再可決されるためには、在籍議員300人の過半数の出席と出席議員の3分の2以上の賛成が必要となる。
国会でのこの動きは、韓国の政治情勢において重要な意味を持つものであり、金氏に対する疑惑の行方が注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bd4badfa46ed8237a606f2e23bcff8aa4ad86494