東京都内の老人ホームで90代入居者が虐待を受け、誤嚥性肺炎で亡くなった事例が報告され、施設の管理体制が問題視されている。
この入居者は、家族が施設に入所させた理由は「命を守るため」だったが、実際には数々の怪我を負い、最終的には誤嚥性肺炎で死亡した。
情報提供者であるAさんの父親は、施設から救急搬送された際、顔面や身体の各所に大きなあざがあり、前歯も数本折れていた。
施設側は、父親が車いすから立ち上がり転倒したと説明していたが、病院の看護師からは「虐待の可能性がある」と指摘された。
Aさんは、父親の状態があまりにもひどく、どうしてこうなったのか理解できず、施設への通報を決意。
調査の結果、自治体は施設が事故の処置を怠ったと判断し、虐待を認定した。
Aさんの父親は約半年後に亡くなり、死亡診断書には「全身打撲」が記載されていた。
Aさんは、直接的な虐待の有無にかかわらず、父親が怪我をした後に長時間放置されたことが問題であると訴えている。
介護施設の管理体制や職員の対応の重要性が改めて浮き彫りとなる出来事で、今後の改善が求められている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fd082c3b0c00a0d809fc675d456d182040dcd531
コメントでは、東京都内の老人ホームでの虐待問題に対する様々な意見が寄せられました。
多くのコメント者は、過去の虐待事例に触れつつ、現在の介護業界の状況についても言及していました。
特に、介護士の人手不足が深刻であり、その影響で質の高い介護が難しくなっているとの指摘が目立ちました。
また、介護職員の過酷な労働環境に対する理解が求められていました。
コメントの中には、虐待を許さないという強い意志が示されている一方で、介護士の労働条件や待遇改善が必要であるとの意見も多く見られました。
さらに、家族側にも介護の現実を理解し、預ける際の覚悟が必要であるという声もありました。
全体として、虐待問題に対する関心が高まる中で、介護に関する制度や家族の役割について再考が求められていることが感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
ご利用者様の中には家で見るのが難しいからと預けられる方は多くいらっしゃいます。
最近は、過去の虐待報道よりは落ち着いて来たとは思いますが、人手不足で人を選べ無い状況は以前よりも悪化しているのでは無いかと思います。
施設は万能ではないってことを知ってほしい。
介護士も一人の人間です。
身体しんどくなる時もあるし、笑えない日もある。
虐待は決してあってはならないことですが、介護士は毎日が過酷な状況下で働いている方が多いです。