富士通がCEATECでAIを使ったスポーツ指導技術を発表。バスケのシュート解析でスキル向上をサポート。
要約すると幕張メッセで開催されたデジタルイノベーション見本市「CEATEC（シーテック）」では、富士通がAIを活用したスポーツ指導技術を展示しました。
この技術は、バスケットボールを通じて身体動作を分析し、選手のシュートを改善するためのアドバイスを提供します。
ブースには複数のカメラが設置され、体験者は実際にゴールに向かってシュートを行い、その動作がモーションキャプチャーによって解析されます。
特に、富士通が運営する女子バスケWリーグの「レッドウェーブ」の選手、宮澤夕貴選手のシュートと比較することで、個々の改善ポイントがAIによってリアルタイムで指摘されます。
この体験により、参加者は自分のシュートがどのように改善できるかを理解し、実際にスキルが向上することを実感できるのです。
AIによる解析は、運動が苦手な人にとっても理解しやすく、身体の使い方をロジカルに学ぶ手助けをしています。
また、富士通の技術はバスケットボールだけでなく、ピラティスや伝統芸能の能楽など、さまざまな分野にも応用されています。
実際にピラティススタジオでは、全国140のスタジオでこの骨格分析技術が導入され、レッスンに役立てられています。
この技術は、国際体操連盟のAI採点にも使用されており、複雑な動きでも高精度で解析できることが特徴です。
AIがスポーツ指導者としての役割を果たす未来が近づいていることを示す興味深いデモンストレーションでした。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1e36b77dcfe8aa57336916cd0364a6775df9886c