JR北海道は2025年春にダイヤ改正を実施し、特急「北斗」と「おおぞら」の所要時間を短縮。また、「大雪」は特別快速に変更され、運行時刻も見直される。5駅が廃止され、緑駅は自治体管理に移行する。
「北斗」2号は、伊達紋別、大沼公園、五稜郭の3駅を通過することで全体の所要時間を4分短縮し、札幌~帯広間では29分、札幌~釧路間では31分短縮される。
また、「おおぞら」7号も追分、新夕張、池田、白糠の4駅を通過し、従来の最速列車「おおぞら」4号と比較しても両区間でそれぞれ3分の短縮が実現される。
さらに、石北本線で運転されている特急「大雪」は運転を取りやめ、特別快速「大雪」に置き換えられる。
使用される車両もキハ283系からH100形に変更され、長距離移動の快適性向上のため、座席数の増加や座り心地の改善が予定されている。
特別快速「大雪」と特急「オホーツク」の運転時刻も変更され、「オホーツク」3号は札幌駅発時刻を2時間繰り上げ、同2号は網走駅発時刻を約1時間繰り下げる。
また、特別快速「きたみ」の運転区間が網走駅発着に延長され、北見~網走間は各駅停車とされる。
函館本線では特急「ライラック」と「カムイ」が夕方と夜間に追加され、利用が少ない早朝と深夜の運行は取りやめられる。
石勝線ではH100形が投入され、キハ40形・キハ150形を全て置き換え、最大11分の速達化が図られる。
富良野線では一部列車が1両編成から2両編成に増結され、利用が少ない早朝・夜間の普通列車の運転も取りやめとなる。
また、ダイヤ改正に伴い、東滝川、雄信内、南幌延、抜海、東根室の5駅が廃止され、2025年4月1日には釧網本線の緑駅が自治体管理駅に移行する予定である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7c09645085244cd082472ae9f9b0ae7d9dd8308a
コメントでは、JR北海道の2025年春ダイヤ改正に関する様々な意見が寄せられました。
特急大雪については、えきねっとのトクだ値が非常に安く、ライラックとの乗り継ぎを楽しんだという思い出を語る人がいました。
また、特急おおぞらの運行については、定時運行が難しく、遅延が常態化しているとの指摘もありました。
さらに、特快きたみの利用者からは、急行列車の存在が嬉しい一方で、運賃が割高になる可能性を懸念する声も上がりました。
昨年流氷見物の帰りに大雪に乗った際、満席だった経験を持つ人は、廃止が心配だと述べていました。
一方で、北海道東日本パスの利用者には、旭川~網走間の列車が増えることが大きなメリットだと評価する意見もありました。
安全面に関しては、最近の脱線事故を受け、スピードアップと安全性のバランスが求められているとの声が強調されました。
また、ダイヤの効率化が期待される一方で、特別快速大雪のグリーン車やUシートの必要性を訴える意見もありました。
全体として、ダイヤ改正に対する期待と不安が入り混じったコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
特急大雪はえきねっとトクだ値が安かった。
おおぞらはよく利用するが、定時での運行はほぼ無い。
特快きたみには何度か乗車した。
昨年、流氷見物の帰りに大雪に乗ったのですが、平日にも関わらず4両に増車しても満席でした。
北海道東日本パス等の利用者にとっては、旭川~網走への利用可能列車が大幅増になり、滞在時間が増えるのが大きなメリット。