日産がSEMAショーで「サファリラリーZトリビュート」を発表。400馬力のツインターボエンジン搭載の本格オフロードスポーツカー。
このモデルは、1971年のサファリラリーで優勝したダットサン240Zラリーカーをオマージュしたもので、7代目「フェアレディZ」をベースにトミー・パイク・カスタムズが手掛けたカスタムモデルです。
サファリラリーZトリビュートは、オフロードでもサーキットでも爽快な走行ができる本格スポーツカーを目指しています。
搭載されているエンジンは、400馬力以上を誇る3リッターV型6気筒ツインターボエンジン（VR30DDTT）で、NISMOトラックキャットバックエキゾーストシステムやコールドエアインテーク、カーボンファイバーエンジンカバーなどの高性能パーツが組み込まれています。
また、フロントバンパーガードやスキッドプレートを装備し、重要部品を保護する設計が施されています。
さらに、NISMOオフロードLEDライトにより、悪条件下でも走行が可能です。
カスタムロールバーやレカロ製ポールポジションシートなど、安全性と快適性を考慮した装備も充実しています。
KW製サファリサスペンションを採用し、車高を2インチ上げたことで、ダート走行にも対応可能です。
サファリラリーは、アフリカのケニアで開催される過酷なラリーレースで、1971年の優勝は日本の自動車産業にとって重要な出来事でした。
この勝利により、日産の技術力と信頼性が国際的に認知され、日本車の海外進出とモータースポーツへの参入を促進しました。
サファリラリーZトリビュートは、その歴史を受け継ぎつつ、現代の技術を融合させたモデルとして注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db160675e24e055c83dd843370d3f658482370aa